柿渋の一般性状は下記の表の通り
比       重 1.02〜1.04
色       調 赤褐色の液体
固   形   分 5.6〜6.0%
タ  ン  ニ  ン 2.5〜4.3%
揮   発   酸 3.0〜4.0%




ホルムアルデヒド吸収効果 (縦150mmX横50mm 厚12mm 杉の木使用)
柿     渋
吸 着 量
(mg)
再 放 出 量
吸収量
(mg)
(mg) %
未  塗  装 6.0 2.0 24.3 4.5
柿 渋 2回塗り 10.2 0.2 1.6 10.1




シックハウス症候群

その患者数は日本国内で100万人以上、潜在数は1,000万人にのぼるといわれています。

ホルムアルデヒドは、現在シックハウス症候群を引き起こす最大の原因化学物質のひとつとして、
厚生労働省により、その室内濃度指針値が100μg/立方米(0.08ppm)と設定されており、それに対応した
ホルムアルデヒド発生の少ない合板やMDFなどの内装材を使用することが、ハウスメーカーの新築物では
必須となっています。

しかしながら、化学物質を多用した家具やリフォームのためにホルムアルデヒドが放出されることがあり、
高気密の上に自然換気不足も重なり、室内環境汚染が大きな問題となっており、その対策が期待されて
おります。