一般に塗装は高度な熟練がいりますが基本的な塗装方法さえ守ればどなた
でも失敗なく、簡単、きれいに、仕上がります。
うまくぬるには厚塗りしない事です。
かえって プロの塗装屋さんのほうが従来の塗装方法が
身についてしまっているので普通のペンキやオイルステイン
みたいに塗って乾かない、ムラガでるなどの失敗をしてしまいます。
また溶剤臭が極めてすくないです。(かわりにちょっと油くさいですが
こちらは多少におっても体に安心なにおいです。。)
作業時には窓をあける、扇風機をまわすなど 注意して作業を
行ってください。
溶剤分が極めて少ないですが やはり密閉した環境で作業すると 気分が悪くなり
ますし、乾燥もおくれます。



木材の優れた特質は触れたときの温かみ、湿気の調節作用があります。
(熱伝導率が低く暑さ、寒さをふせぎます。また木が室内の湿気を吸収し
たり吐き出したりしてお部屋の乾燥、湿気を 一定にたもちます。)
タイプですので木が呼吸でき木材のもつ上記の特性を阻害しません。皮膜
を作らないのでワレ、ハガレ、メクレ などがありません。そしてすぐれた撥水性があります。
(この事は後で述べるメンテナンス性に深くかかわってきます。)
オスモは従来の塗料と違い塗膜を作らず、浸透させて木と一体化させるタイプですので
木に一番なじみます。


更なるオスモの特徴は修復、メンテナンスが簡単なことです。
従来のウレタン塗装した家具を考えてみてください。
なにかの拍子でぶつけたとします。そこはへこんで白くクラックが
はいります。こうなると素人は修復不可能です。
つまり新品の家具は年とともに古く色褪せたものになっていきます。
オスモ塗装したものは、仮に何かにぶつけたとしても へこむだけです。
そのまま使い続けても 年とともに 風合いがまし より愛着のあるも
のに変わっていくでしょう、。 またへこみを修復しようと思えばそこを
サンドペーパーでけずって同じ塗料を塗るだけでもとに戻ります。
この事は塗膜物性のところでのべた 膜をつくらない!と言う事が
塗膜をはがす必要がなく 容易に補修を可能にするのです。
そしてメンテナンス用のワックスクリーナーを使えば
表面の汚れ落しとワックスがけが少量で一度に行えます。
(なぜ少量ですむかというと 浸透している油がきれた分だけしか
木の中には入らないので不足分を補うだけですむのです。)
同じように外部の木部も 塗膜のワレ、ハガレがないので
そのまま上からオスモを塗るだけで大丈夫です。
(他の木部用塗料では、一旦古い塗膜をすべてはがす事になり大変な労力がいります。)